ジェルネイルは施術のたびに爪を削るので、「自爪が薄くなる」と不満に思っている方も多いと思います。
爪が薄くなった状態では
- 表面のツヤがなくなる
- 耐久力がなくなり、亀裂が入りやすい、外側に反ってしまう
- ちょっとした刺激で痛みを感じる
などの症状を感じることもあります。この場合は、クリアジェルでの補強など対応策はありますが、基本的には「新しい爪の生え変わりを待つ」ことになり、ジェルネイルはお休みしなくてはなりません。
健康な爪を維持しながら、ジェルネイルも楽しみたい。従来のジェルではサンディングが必要なため、爪が薄くなるなど、健康との両立は難しい面もありました。しかし、そんな悩みを解決するため、サンディング不要の「パラジェル」というジェルが登場しています。
本題に移る前に、サンディングについて少し触れようと思います。
サンディングとは
ジェル・スカルプチュアを装着するとき、爪の表面をファイル・バッファーなどで傷つけることです。ジェルが入り込みやすいよう小さな傷をつけることで、密着度が高まり外れにくくなります。
傷をつけるといっても、爪の表面をファイルで簡単に撫でるだけなので、1回やったからといって極端に爪が薄くなるわけではありません。頻繁にネイルサロンに通い、ジェルネイルをチェンジし続けることで、徐々に爪が薄くなってしまいます。
それでは、パラジェルに移りたいと思います。
パラジェルとは
日本で開発された、サンディング不要「爪を削らず乗せられる」ジェルです。公式ページのキャッチコピーは「パラジェルでジェルネイルの概念が変わります!」とあります。
パラジェルのメリット
従来のジェルとは違い、パラジェルだけにあるメリットを紹介します。
爪に優しい
一番の魅力は、サンディングが不要なため、「爪に優しい」ということです。ジェルを塗布する前に傷つける必要がないので、爪表面の層を残し、健康なままジェルを装着させることができます。
「自爪が薄くなる」などの心配は少なくなり、健康な爪を維持しながら、ジェルネイルを楽しむことができます。
施術時間の短縮
LEDライトを使用した硬化が、30秒ほどで終わります。また、サンディングにかかる時間を省くことができるため、施術時間の短縮に繋がります。
お客様にとっても、ネイリストにとっても嬉しいメリットです。
品質が良い
化粧品にも使われている「品質の高い顔料」を使用することにより、安全で発色も綺麗です。
2010年に登場してから、徐々にカラーの種類も増えており、従来のジェルと変わらないデザインが楽しめます。
さいごに
パラジェルの魅力についてご紹介しました。ジェルネイルを続けると「自爪が薄くなる」と不満に思っている方。パラジェルを導入しているサロンは増えてきているので、一度チェックしてみてはどうでしょうか。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。