ネイリスト技能検定「ハンドモデル」について




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ネイリストを目指すなら、ほとんどの人が「ネイリスト技能検定」を受験することになると思います。3級、2級、1級と、ひとつずつ階級をクリアしていくわけですが、すべてに「筆記試験」と「実技試験」があります。

「筆記試験」については、スクールの教科書や参考資料を読み込み、過去の問題集で対策をしていけば、問題なくクリアできると思います。(決して簡単というわけではありません)

問題となるのは「実技試験」です。3級は「70%以上」と高い合格率で推移していますが、2級、1級は「30%台」です。高いとは言えないこの合格率に加え、「実技試験」には「ハンドモデル」が必要となります。ここで躓く人も多いかもしれません。

探し方

仲のいい友達や家族に頼むことが一番だと思います。ですが、なかなかそうもいかず「身近な人の都合がつかない」「頼める人がいない」という方は、ネットを使って探すのも一つの手です。

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などでは、検定試験に向けてハンドモデル募集の書き込みをよく見ます。この場合、交通費や飲食代に加え、謝礼を支払う事が多いようです。見つからないという人は、検討してみてはいかがでしょうか。

ただ、面識のない人には、必要以上に気を使うことになります。思わぬトラブル(遅刻・ドタキャンなど)に巻き込まれる可能性もあります。万全の状態で試験に臨むため、できれば気心の知れた身近な人にお願いしましょう。

モデルの条件

安全性を考慮し「アレルギーがない」は絶対の条件です。「皮膚に疾患がない」ことも、事前にチェックしましょう。

合否では、仕上がりの美しさ(見栄え)も採点基準となるため、保湿が行き届き、爪の形が整っている人の方が、有利になるかもしれません。塗りやすさもあるとベストですね。ただ、求めすぎるのはよくありません。協力してもらえるだけで十分ですね。

実技試験・既定の詳細と注意事項という項目に、「モデルの爪について」という記載があります。「モデルの方は15歳以上に限ります。」など、条件がまとめられているので、試験に臨む方は公式サイトをチェックしてみて下さいね。

モデルが気を付けること

当日、時間内に会場に入っていなければ、試験を受けることができなくなります。遅刻、ドタキャンは絶対にNGです。

モデルに対して服装指定はありませんが、試験官の目を引くような派手な衣服はさた方がいいと思います。清潔感があり、落ち着いたものを選びましょう。

試験中は「暇」です。不用意に動くこともできないため、苦痛に感じるかもしれません。モデルの態度(極めて悪い場合を除き)で減点されることはないと思いいますが、姿勢を崩したり、居眠りしたりするこのないよう注意しましょう。

さいごに

検定試験終了後「モデルを依頼した友達ともめてしまった」という話もよく聞きます。試験を終えた解放感もあり、モデルに対してのアフターケアを怠りがちになるかもしれませんが、しっかり感謝の気持ちを伝えてくださいね。

 

それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。