オフに使うネイルマシン!導入するサロンも増えてきました。




スカルプチュアやジェルネイルのオフに使う「ネイルマシン(機械)」。導入するサロンが増えています。登場から爆発的に普及したというわけでなく、徐々に広まったという印象です。スピード勝負の低価格ネイルサロンが増えたことも、理由の一つでしょうか。

爪に優しい、自爪を大切にする。といったキャッチコピーのサロンは、導入を見送っていることが多いのですが、「爪に対するダメージは大きいのか?」気になるメリット・デメリットを紹介したいと思います。

※ネイルマシンはケアや下準備にも使用します。ですが、今回は「オフ」に焦点をあてた記事です。

ネイルマシンとは

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人の手を使って行う工程を「半自動」でこなす、ネイル専用の機械のことです。アタッチメント(先端のドリル部分)を変更することで、ネイルケア、プレパレーション、オフなど、様々な工程に対応できます。

以前までは、コンセントから電源供給する大型のタイプが主流だったので、ネイルサロンでの使用が主でした。

しかし、収納に便利な小型のタイプ、持ち運びに便利な電池を使用するタイプ、セルフネイル用の低価格タイプなども登場し始めたため、、自宅にマシンを保有する人も増えています。

オフに使うメリット

最大のメリットは速度(スピード)です。ハードジェルやスカルプチュアなどは、アセトンが浸透しにくいものです。

人の手でオフを行うより、マシンの回転速度をいかした方が、オフにかかる時間は短縮できます。ラインストーンなどオフが行いにくいものにも、対応しやすいです。

ネイルの付け替えには1時間半から2時間ほどかかり、長い時間を拘束されることになります。施術時間の短縮というのは、強力なメリットですね。

スカルプチュアやジェルネイルのオフは、疲れる作業でもあるので、ネイリストの負担軽減という効果もあります。オフの工程は肉体労働という方もいました。

オフに使うデメリット

デメリットは、「痛みに繋がる、怪我をする恐れがある」ということです。

指先には多くの神経が通っているため、回転中のドリルが触れると、痛みを感じる場合があります。また、皮膚に強くあたると出血する可能性もあります。摩擦熱にも注意が必要です。

知恵袋に投稿がありました。

ジェルネイルのオフ時の痛みがものすごかった

ジェルネイルのオフ時の痛みがものすごかったのですが、誰しもこんなに痛いものなのかと疑問に思っています。
生まれて初めてサロンでカルジェルやってもらいました。
そのネイルをオフしてもらうときがとんでもなく痛かったんです!!

歯医者で使うような機械でゴリゴリと削られたんですが、爪の部分が痛いというか熱いというか、もう拷問のようでした。
面と向かって「痛い」とは言いづらくて我慢していたのですが、あまりの痛さに反射的に手を引っ込めてしまっいました。でもそれぐらいではこちらの事情に気づいてもらえなかったらしく・・・

読んでいるだけで冷や汗がでます。これはひどいネイリストにあたった極端な例です。

技術と知識を持ったネイリストであれば、痛みを感じることはありません。ネイルマシンのデメリットを腕でカバーすることができます。

使い方を学びたい時

独学であれば、使い方を解説しているウェブサイト、雑誌での特集、YouTubeなどの解説動画を見るといった方法があります。

この中でも、ネイルマシン販売元のウェブサイトでは、写真や図解を使って丁寧に使用方法が記載されていましたよ。ただ、サロンワークというよりは、セルフネイルを楽しむ方に向けてという印象(個人的にです)がありました。

お金はかかってしまいますが、業務で使用する場合は、セミナーでプロの講師に指導して貰うのがいいかと思います。

ざっくりと確認した感じでは、TATやネイルパートナーが定期的にセミナーの開催を行っていました。費用は10,000円前後のものが多いです。

内容は、マシンの構造解説、使用方法(使い方)、回転数のあれこれ、アタッチメントの用途別選択など、基本的なことは全てレクチャーして貰えるようです。

個人的に受講経験がなく責任が持てないので、個別のリンクは張らないでおきます。カリキュラムの詳細や料金が気になるという方は

「ネイルマシン 講座」「ネイルマシン セミナー」

などで、検索をかけて下さいね。受講後、修了書(ディプロマ)を発行してもらえる講習もありましたよ。

さいごに

「爪に対するダメージは大きいのか?」という疑問ですが、これは使用者によってという事でしょう。ネイルマシンを使ったオフでも、練度が高ければ、ファイルを使った手削りと同じように、爪に優しいものだと思います。

なんだか中途半端なまとめとなってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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