マニキュアのトラブルをなくす!気泡の原因と対策




時間が経つと「綺麗に仕上げたカラーにプツプツが」なんてこと経験がありませんか。マニキュアを塗ったときの気泡は、トラブルの中でも比較的多いものだと思います。

実はこれ、私もすごく悩んだことがあります

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JNAネイリスト技能検定試験という、ネイルケアやネイルアートの知識と技術を認定する検定試験があるのですが、3級(初級編です)での試験内容がマニキュアによる赤塗りです。

両手10本の指に対してカラーリングをしますが、時間がたつと気泡が発生。仕上がりの美しさは合否に関わってくるので当然NGです。悩みに悩みぬいて、解決したのは検定試験1週間ほど前だったと思います。

この時は、新しいマニキュアに買い替えることで対処ができました。古いものを使っていたので、気泡が入りやすくなっていんです。塗り方にばかり拘っていて、使う材料にはまったく目がいってませんでした。

さてさて、前置きが長くなってしまいましたが「気泡の原因と対策」をご紹介したいと思います。

気泡の原因

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仕上がりの発色をよくしようと、一度に大量のマニキュアを塗ってしまうことが一つの原因です。爪とマニキュアの間に空気が入ってしまい、プツプツと気泡が出現してしまいます。

分離したマニキュアを元に戻そうと、容器を振ることで空気が入る場合もあります。また、指先とマニキュアの温度差で発生することも。

気泡の対策

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難しい知識やテクニックが必要なんてことはありません。ちょっとしたことを意識するだけで、気泡の対策ができてしまいます。

塗り方

マニキュアの基本は二度塗り。これは聞いたことがあると思いますが、気泡の対策にも重要なことです

たっぷりのマニキュアを使い一度塗りで終わらせてしまうと、その分空気も入りやすくなってしまいます。ボトルの縁でハケをしごき、余分なマニキュア、空気をしっかり落としてから塗りましょう。

二度塗りの際は、一度塗り目が完全に乾ききってからにしましょう。時間に余裕がないとやってしまいがちですが、これも気泡の発生を抑える重要なポイントです。

これらは、仕上がりの発色を美しくするコツでもあります。気にかけてみて下さいね!

ボトル

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分離を戻したいときはガツガツと縦に振らず、手のひらで優しくコロコロと転がしましょう。古いマニキュアなどは空気が入りやすいため、特に注意が必要です。

「塗る前に冷蔵庫に入れると気泡が減る」という情報がありますが、これは意味がありません。気泡を抑えるためには、指先とマニキュアの温度を一定に保つ事が重要です。

 

さいごに

これらのことに気を付けていけば、気泡のトラブルはずっと少なくなります。

ただ、気を付けていてもできてしまった場合。マニキュアが乾いていない状態であれば、ハケを使い爪の先端まで押し出す、ウッドスティックを使い気泡を潰す、などの対処法もありますが、これらはちょっとした技術が必要です。時間に余裕があるときは、気泡ができた爪を一度オフして、初めから塗りなおしましょう。

 

それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。