「thelittlePrince(星の王子さま)」は1943年に発行されました。フランスの飛行士であり作家でもあるアントワーヌ・ド・サンテグジュペリが書いた童話です。
こんな素敵なお話を書いた人は、どんな方なんだろうと調べてみました。アントワーヌ・ド・サンテグジュペリは、フランスのリヨンで産まれ、幼い頃から飛行士に憧れます。21歳の時に飛行士の免許を取り、航空郵便会社に所属。第二次世界大戦では、偵察機に乗っています。彼の生きた経歴から空(航空)に情熱を持っていた事がわかりますね。そして、1944年に地中海戦線で消息不明になりました。
彼の飛行士としての体験談が「夜間飛行」や「星の王子さま」に繋がっているのだなと思います。
星の王子さまは、大人になればなるほど考えさせられる作品です。語りだしたら長くなってしまうので、今回は、ネイルが出来るまでで作成をした「キツネ」に焦点を絞りお話したいなと思います。
王子さまは色々な星を転々として、地球に辿り着きます。そこで、砂漠や火山や雪をふみわけて、キツネと出会いました。王子さまがキツネに「遊ばないかい?」と言うと、キツネは「あんたとは遊べない。飼い慣らされたくないんだから」と素っ気ない返事をします。
しかし、地球をあまり知らない王子さまは「飼い慣らすってどんなんだい?」と気にせず話を続けます。突き放していたキツネも、うまくいかないものだと、次第に王子さまに興味をもち「仲良くしておくれ」と言いました。
まだ、お話を読んだ事のない方もいらっしゃると思うので、キツネの言葉を全ては書きませんが、このキツネがまた深い事を言うのですよ。
突き放したけど仲良くなり、そして懐いてしまった。王子さまに「大切な物を気がつかせてあげる」発言をし、その先に、自分との別れがある事を知りながらも、背中をおしてあげるキツネの気持ちを考えると切なくなります。
王子さまの髪と同じ「金色の麦ばたけの色が自分にはあるからいい」と言ったキツネも、本当はすごく悲しかったのだと思います。だけど、これが本当の友情という物なのかも知れないなって。
しんみりしてしまった所で(笑)ネイルのコーナーに移りたいと思います。
原作挿絵風キツネネイル
キャラクターネイル・痛ネイルの材料は、すべてカラージェルを使います。発色をよくするため、ホワイトのジェルで事前にワンカラーを塗った所からスタートです。
キツネの大体のフォルムを描きます。使用したカラーはキャメルです。星も描きました。
ブラックのラインで外側のラインを描きます。足、耳、尻尾に特徴があったので、そこに気をつけながら描きました。お星さまもなぞりました。
トップコートを塗ったら完成です。
可愛いですね!
さいごに
以前作った「王子さまの薔薇」と「王子さま」を並べて写真に撮りました。こちらも、原作挿絵風で作ったものです。
心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないって事さ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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