ホワイトのフレンチネイルは清楚で上品な印象に仕上がります。学校行事、冠婚葬祭、イベントでも大活躍のデザインです。ブライダルネイルとして使用する場合は「ウエディングドレスの純白」と「カラードレス」どちらにも相性よく、しっかりとしたコーディネートが可能です。ホワイトの連想語は、真珠、清楚、無垢などがあり、まさにぴったりのカラーとなります。
せっかくなので色の「連想とイメージ」についてのお話をしたいと思います。色には「連想」という働きがあります。色のイメージは「個人的条件」「社会的条件」「生存的条件」の3つの要素によって作り出されると言われていますが、これだけ聞いてもなんの事やらわかりませんね。具体的に説明してみます。
「個人的条件」とは、年齢、性別、プライベートな体験に基づくものです。「社会的条件」とは、国、地域、文化、風習、流行などに基づくものです。「生存的条件」とは、生きていくために必要とされる、人間に共通されるものです。
この3つの要素が絡まり、色のイメージというものが生まれます。「生存的条件」は、皆に共通するものですが、あとの2つの要素は、100人いたら100人違うものとなります。
同一人物でも、その時の体調、気分、環境によって色の感じ方は左右されます。色を「連想、イメージ」することで、様々な感情や記憶が蘇ってきたりもしますね。自分の色に対する感覚のルーツを考えたり知る事で、今後の色の取り入れ方や、使い方のヒントになると思います。
ホワイトフレンチにシースルーホワイトドットアート
ホワイトのフレンチと、シースルーのホワイトを塗ってレースのような感じを出したい。学校行事があるので全体的に控えめな印象にしたい、とご相談を頂きました。
レースのようなデザインサンプルを何点かお見せして、片手2本ずつにドットのアートをする事に決まりました。シースルーホワイトを塗ってからフレンチラインをとり、ドットのバランスに気をつけながらアートを作りましたよ。
清潔感のあるネイルに仕上がりました!
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フレンチ(ホワイト)+ドットアート
ホワイトの逆フレンチにストーン埋め尽くしネイル
結婚式に向けてブライダルネイルをしたい、というお客様です。「こういう感じがよい」と参考画像をお持ち頂きました。全体のデザインについては、とにかく「華やか」に「キラキラさせたい」とのことです。具体的なデザインについては「スワロフスキーストーンの埋め尽くしを片手2本ずつ」「ホワイトの逆フレンチに、ゴールドラメのアート」「逆フレンチの境目にストーンを配置」とのことです。
「スワロフスキーストーンの埋め尽くし」については、パーツを設置する前に、ラメのカラーを使って一色塗りをしています。これをすることで、ストーンの隙間をなくして輝きをプラスすることができます。「とにかく」輝かせたいといった場合には、オススメのテクニックです。
「ゴールドラメのアート」については、スワロフスキーストーンオーロラと、クリアをMIXして埋め尽くしをしました。ラインアートは細めにとの事でしたので、お持ち頂いた参考画像を元にアートを作成しました。
「逆フレンチの境目にストーンを配置」については、真ん中から端に向かってストーンのサイズが小さくなるように配置しています。バランスを見ながら丁寧に作成しました。
光り輝く主役ネイルに仕上がりました!
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ブライダルネイルフレンチ(ホワイト)+ストーン埋め+ゴールドラメアート
ベースベージュにホワイト2色使いフレンチ
カウンセリング時に「ベージュのワンカラーで」とオーダーを頂きましたが、工程を進めていくうちに「ホワイトで細いフレンチラインを入れたい」と追加のご要望を頂きました。デザイン作成中に新しいイメージが湧くことはよくあることです。遠慮せずお気軽にご相談下さいね。
2色使いのフレンチは「自爪の色をカバーできる」というメリットがあります。デザインのアクセントとして、片手1本ずつにスワロフスキークリアストーンを並べましたよ。
お上品なネイルに仕上がりました!
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2色フレンチ(ベース、ベージュ+ホワイト)
さいごに
ホワイトを使ったデザインは、季節を問わずに楽しむことが出来ます。イベントにもぴったりのカラーなので、ぜひ挑戦してみて下さいね。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。