「はがせるジェルネイル」というものがあるのをご存知でしょうか?最近発売され始めたものなので、まだまだ浸透していないかと思います。
ジェルネイルはオフの工程が必要なので、短期間での利用は向いていません。ただ、1日だけ、1週間だけやりたい。なんて状況もありますよね。
そんな方にお勧めしたいのが「はがせるジェル」です。今回はメリット・デメリット、デザインも含めて紹介したいと思います。
はがせるジェルとは
その名の通り、簡単にはがすことが出来るジェルです。使用方法はシンプルで「ベースジェルを塗布する前に、爪に塗るだけ」です。
※いくつかの商品が発売されていますが、今回は「ベースジェルを塗布する前に、爪に塗るタイプ」を紹介しています。
どうして作られたの?
もともとはがせるジェルは、ネイリストのために開発されたものです。
駆け出しのころは、スクールやサロンで技術指導を受けながら、ジェルネイルの練習を繰り返し行います。
装着したネイルを何度もオフする事になるわけですが、この削りの工程は爪に対してダメージを与えるものです。技術が未熟な場合尚更です。
なので、モデルさんや自身の爪(セルフネイルでも練習します)へのダメージを極力軽減するために、練習用の目的で作られました。
はがせるジェルのメリット
短い期間だけでも、気軽にジェルネイルを楽しむことができます。
普通のジェルネイルは、装着したものを外すためにネイルサロン、セルフでオフを行う必要があり、手間がかかります。はがせるジェルであれば、希望の期間が終了した時点で、自身で簡単に外すことができます。なので、
- 結婚式や成人式などのイベントに合わせてで、一日だけジェルネイルをやりたい。
- 夏休みや冬休み、ゴールデンウイークに合わせて、1週間だけ楽しみたい。
- 仕事の関係で、短期間だけ。
こんな時に、このはがせるジェルは効果的です。
うまく剝がせれば、チップとして再利用ができます。自爪へのダメージがほぼないのも、嬉しいポイントです。
※熱めのお湯に手をつけて、ウッドスティックで爪の根本からクイッと差し込むようにすると、うまく剥がせます。
「ベースジェルを塗布する前に、爪に塗るタイプ」なので、デザインの制約がありません。このタイプは、ほぼ全てのカラーに対応できます。
はがせるジェルのデメリット
デメリットは耐久性がないということです。もともとは、練習用に開発されたものなので、普通のジェルネイルよりも耐久性がありません。
1日〜1週間を過ぎると浮いてしまったり、強い圧を加えてしまうと欠けてしまうので、1週間以上の長期間の装着には向きません。
ベースジェルの下に塗布するものなので、普通のジェルネイルに比べて、やや厚みがでてしまいます。
続いて、デザインの紹介に移ります。ただ、メリットで紹介した通りデザイン(カラー)の制約がないので、通常のネイルと見た目はかわりません。なので2つだけピックアップしました。
成人式で短期間だけ、仕事が休みの1週間だけ、というお客様のネイルです。
成人式オイルペイント風フラワー
飲食店にお勤めのお客様で、翌々日には落とさなくてはならない。との事です。「着物の色とあうように、可愛い感じにしたい。」と店内のサンプルからデザインを選んでくださいました。
約3日間のネイルという事で、お爪へのダメージを考えて、はがせるジェルネイルをご提案しました。
ピンクとホワイトを基調にした、可愛らしい感じに仕上がりました。
オーダーメニュー
はがせるジェル+ワンカラー(ピンク)+お花アート+ストーン
アクセサリーネイル
「仕事が休みの1週間だけ、ジェルネイルでキラキラな感じにしたい。ストーンをネックレスのように配置してほしい。」とのご要望を頂きました。
ネックレスに使用したのがゴールドだったので、同系色のラメ、ゴールドの丸パーツ、ストーンを組み合わせ指輪のようなアートをご提案させて頂きました。
金色(ゴールド)はエレガントな印象をデザインに持たせてくれますね。
他ストーンは、宝石箱をひろげたようなイメージで配置しました。さりげなくハートネイルに見えるよう、ストーンを置いた指もあります。
ネイルにもアクセサリーを取り入れて、女子力アップネイルに仕上がりました。
オーダーメニュー
はがせるベースジェルネイルワンカラーベージュ+色追加+ストーン+ラメ
さいごに
はがせるジェルネイルのメリット・デメリットをお話しましたが、まずは知って頂く事が大切だと思います。ネイルをつける期間や用途に合わせて、楽しんでいただけたら嬉しいです。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。