木製フレームに色を塗って、アンティーク調のインテリアに改造します。3種類の水性塗料(スノーホワイト、トリトンブルー、ピスタチオグリーン)を用意したので、色分けしてペイントします。
スポンジを使ったシャビー加工にも挑戦しました。いまいちな仕上がりとなりましたが、アレコレ悩みながら作業している様子をレポートしています。
初心者のDIYなので、役に立つアドバイスは中々できませんが、暇つぶしの読み物として楽しんで貰えたら嬉しいです。
用意したもの
100円均一セリアで購入しました。
・ウッドフレームシンプルA4(B5)
縦掛け、横掛け両方できます。シンプルなフレームで飽きのこないデザインです。
DIYを始めてからお店(セリア)に留まる滞在時間が伸びました。「これは何に使えそう」なんて考えながら、店内を回るのが面白いです。
お客さんの買い物カゴがチラっと目に入る機会もあるのですが、ウッドフレームを購入している人が多い印象です。人気ですね。
リメイク術も沢山公開されていますし、「みんな何を作るのかな」なんて考えたりして楽しんでいます。スーパーの店員さんがレジで「今夜はカレーね」みたいな感じですかね。違うかな。
話が逸れてきたので、用意した材料のコーナーに戻ります。
新しく買ってきたものと併せて、賞状入れとして飾っていた既存のフレームもペイントします。
軽い素材で出来ているので、落下してもそれほど危なくないし、シンプルなデザインはどこに飾っても違和感がなくて使いやすいです。気に入っています。
ネイルサンプルを張り付けるボードとしても使っているので、何度もリピート買いしています。
色塗りに使うのは、ターナーのミルクペイントという水性塗料です。今まではスノーホワイト1色しか持っていませんでしたが、塗りやすくて発色も可愛いので、3色まとめて購入してしまいました。
・スノーホワイト
・インクブラック(今回は使いませんでした)
・トリトンブルー
・ピスタチオグリーン
他の塗料を使ったことがないので比較はできませんが、ミルクペイントは簡単に塗装が楽しめるので、初心者の方にもオススメだと思います。
カラーチャートや実例も載っているので、気になった方はミルクペイントの公式サイトをチェックしてみて下さいね。
商品の特徴なんかも紹介されていますよ。
「5つのポイント」
・森永乳業のミルク原料を使用した天然由来ペイント
・アメッリカントラッドの色調を忠実に再現
・各メディウムも全て水生で安心
・クリーミーな質感で、伸びがよく塗りやすい
・マットな仕上がりで、乾燥後は耐水性に
刷毛は4本用意しています。全て100円均一の商品です。細長いフレームに色を塗っていくので、左側の小さな刷毛を使う予定です。
塗料を入れるプラスチックの容器と、手が汚れないように軍手を使います。
塗料を使ったDIYを始めてから、何度も繰り返し使っているので、汚くなっていますね。両方とも安い商品なので、近いうちに買い換えます。
作業開始
ピスタチオグリーンです。白に近い緑色ですね。優しい感じがします。想像通りのカラーなので、使ってみるのが楽しみです。
容器が一つしかないので紙コップに移してから使います。容器にそのまま筆を入れて使うこともできますよ。
額縁の部分を塗っていきます。ウッドフレームは今までに塗装したどの木材よりも塗りやすいです。しっかりヤスリで研磨されているからですかね。刷毛が滑るように動きます。
2度塗りをすると刷毛跡も残らず奇麗に仕上がりますが、掠れやムラになっている年代物感が好きなので、今回は1度塗りだけで終わらせる予定です。
次はトリトンブルーを使います。深みのある青ですね。想像していた色よりちょっと強い感じがするので、他の色と合わせた時に不自然に浮かないかが心配です。
塗ってみると印象が変わるかもしれないので、さっそく試してみます。
やっぱり少し強い印象があります。ピスタチオグリーンと並べると、ちょっと浮く気がします。単体のカラーは可愛いんですけどね。
6枚のボードを塗装しますが、この色を使うのは1枚だけにしておきます。
余ったトリトンブルーは容器に戻してしまってもよかったのですが、「公式サイトの実例集で、色を混ぜてペイントしていた」というのを思い出して、スノーホワイトのカラーと混ぜてみました。
白8に対して、青2ぐらいの割合です。淡い水色。なかなか良さそうな色味なので使ってみます。
いい感じです。可愛い。自分だけのオリジナルカラーと言ったら大袈裟ですが、色を混ぜ合わせて自分好みのカラーにカスタマイズって何だかいいですね。DIYの楽しみ方が一つ増えました。
スノーホワイトと比較するとこんな感じです。ミルクペイントは乾くとマットな仕上がりになるので、どんな印象になるのか楽しみです。
トリトンブルーで塗ったこのフレームがちょっち気になるので、白の塗料を使ってホコリを被ったような、汚れたような雰囲気にアレンジして、印象を弱くしてみようと思います。シャビー加工というやつです。
色々なやり方があるようですが、今回はスポンジを使った加工に挑戦してみます。角に塗料を付けてなじませたら、薄くこすりつけていきます。
うーん、初めてやるので力加減が難しいです。白の塗料も多すぎるのかな。この部分だけ浮いていて不自然ですよね。自然な汚れ感を演出したいので、青の塗料を上から再度塗ってやり直します。
汚す→塗り直す→汚す→塗り直す
うまく出来ないのでこの工程を何度も繰り返します。
使い古されて「汚れてしまった感」じゃなくて、あからさまに「自分で汚した感」が出てしまいます。今回はうまく出来そうにないので、ある程度の形で妥協しました。
塗り直せば何度でも挑戦できるので、暇なときに試行錯誤を重ねてみます。
こんな感じの仕上がりです。シャビー加工の出来にはいまいち納得していませんが、強すぎたトリトンブルーの印象は弱くなっていると思います。
これで塗布のコーナーは終了したので、塗料が乾くまで2時間ほど待ちます。
ドライヤーを使った加熱乾燥で、時間短縮のテクニックもあるみたいですが、変にムラになったりする事もあるようなので、自然乾燥でじっくり待ちます。完全乾燥には丸一日程度かかります。
全てが終わって散らかり放題な部屋を見ると若干テンションが下がります。
どんなものを作ろうか悩んでいる時、夢中になって作業している時、イメージ通りに仕上がった完成品を眺めている時は楽しいけど、片付けだけが億劫です。DIY最大の敵だと思っています。
リメイクウッドフレームを飾ってみる
色々と並べ方は試してみましたが、タイルのように敷き詰めていくこの方法が一番しっくり来ました。ウッドフレームの中にはネイル関係の賞状を入れています。
トリトンブルーのフレームは、周りと馴染んでいるのでよかったです。塗料を混ぜて作った水色も、可愛い発色になって満足しています。
さて、面倒な片付けに取り掛かるとします。
さいごに
シンプルな木枠のフレームもよかったけど、自分で手を加えたアイテムには愛着も湧くし、アンティーク調にリメイクしたウッドフレーム気に入っています。
この周りをウォールステッカーで装飾したり、簡単な棚でも設置してみようかと考えているので、作業をしたらまたブログで紹介しますね。よかったら遊びに来てください。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。