川口自然公園を散歩しました。湿地の残った緑豊かな公園では、たくさんの生き物と触れ合う機会がありましたよ。
川口自然公園
見沼低地にあり、湿地の自然を残した公園です。
周囲には、雑木林などの自然地が残っていることから、公園内にもカブトムシやクワガタが見られ、湿地には絶滅が心配されるメダカもたくさん泳いでいます。
Google Map
住所:埼玉県川口市差間沼内
面積:32,542㎡
JR武蔵野線「東川口駅」と「東浦和駅」の中間地点にあります。徒歩では30分かかってしまうので、車やバスでの利用がおすすめです。
近くには無料の「こどもどうぶつえん」が有名な、大崎公園もありますよ。
行ってきました!
園内に入って真っ先に目に飛び込んできた看板です(いくつもありました)。危ないので先に紹介します。
マムシ(どくへび)に注意
自然公園でマムシを見た人がいます。ヘビに注意して、見つけてもイタズラしないでください。
マムシは攻撃的な性格ではないので、「うっかり踏んでしまった時」に噛まれてしまう事が多いようです。
年間で3,000人が噛まれて、5~10名の犠牲者が出ているそうです。ヘビを見つけたら、すぐに逃げて下さいね。
公園内には大きな池があります。柵から覗いてみると、薄っすらと底の方が見えたので、深さはさほどないようです。
遠目なので詳しく確認できませんが、中央には水草も浮いていました。
自由に釣りを楽しむ事ができるので、釣り師がたくさん。友達同士でお喋りしながら釣り糸を垂らしている方が多かったです。
お金もかからないので、人気のスポットですね。
タナゴが釣れるようです。釣り未経験ですが、流行りの釣りガールを意識して、始めてみようかな。ただ、道具を揃える所からなので、若干敷居が高いです。
水辺の生き物取り。「飼育のために生物を持ち帰ることは禁止していない」そうです。ザリガニなどが取れるみたいですよ。
スルメで簡単に釣れるので、子供連れでも楽しめそうですね。
この木道を通って、湿地帯を散策することができます。落ちると危ない場所(川の上)には、ロープで手すりも作られています。
歩いてみた感じでは、木の板は頑丈に固定されていました。
ただ、造りが古そうな場所もあるので、グラグラしていたり不安定な部分もあるかもしれません。注意してくださいね。
進むと葦が生い茂っています。ススキもありました。湿地帯ということですが、何故かたくさんのバッタが飛び回っていました(11月)。
6月ごろには、ホタルも見られるそうです。
外周付近にある砂利道を歩いていきます。木漏れ日が綺麗ですよ。
雰囲気のある一本道です。この公園は多くの野鳥が見られるバードウォッチングのポイントとしても知られているそうです。
この日はコサギ(おそらく)を見ることができました。
野鳥の種類を紹介した看板もあるので、「あの鳥はコレかな」なんて楽しみ方もできますよ。双眼鏡を持ち込んでもよさそうです。
芝生広場です。広々としているので、子供がかけっこするには十分な広さだと思います。
市内の公園では、バーベキューも含めた火気の使用は禁止されています。注意書きもあるので、気を付けて下さいね。
バーベキューは禁止です。その他、カセットコンロ、たき火、花火等、火気の使用は禁止です。
隣には「バッタのはらっぱ」がありました。草刈りを少なくして、バッタの住みやすい環境を整えているみたいです。
「クビキリギリスゲット!」可愛いイラストです。
簡単に探してみましたが、あまり見つかりません。湿地帯スペースの方が圧倒的にバッタゾーンでした。
奥まで進んでいくと違ってくるのかもしれません。季節によっても変わってくるんですかね。
アスレチックのコーナーです。全体的に遊具は控えめな印象でした。事故も起こっているみたいですし、そういった流れなんですかね。
角度が緩やかな滑り台は、子供たちが駆け上がるポイントとして、逆の使い方をされていました。
鉄棒は公園の雰囲気に合わせてカラーリングされています。低めに作られているので、小学生の逆上がり練習にピッタリ(?)だと思います。
隅っこに平均台も設置されています。近くのベンチで休憩している人が多くいたので、遊ぶのは辞めておきました。
デザイン性の高い水飲み場です。見つけた瞬間「おや」と思いました。
公園の雰囲気から浮いているという事はありませんが、何故ここだけインテリジェンスを発揮してしまったんですかね。
腕の角度と手の受け皿が妙にリアルでした。
終わりに駐車場の情報をまとめます。
駐車場は施錠されてしまいます(時間外)。時間を忘れて遊びすぎないように注意してくださいね。
駐車場利用時間
11月~2月
午前9時から午後5時まで3月~10月
午前9時から午後6時まで
それと、駐車場は広くないので、すぐにスペースが埋まってしまうと思います。平日の午前中でもほとんど空きがありませんでした。
周りにコインパーキングなどは見当たらなかったので、休日などの人が多いタイミングでは、根気よく待つ必要があるかもしれません。
さいごに
場所がわかりにくい、たどり着くまでの道路が狭いなど、アクセスでの不便はありますが、川口自然公園は名前の通り、多くの自然と触れ合える場所でした。
鳥や昆虫。魚や爬虫類など、さまざまな生き物を発見する機会もあります。自然の中でのんびりと楽しい時間が過ごせると思います。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。