鏡に木枠を取り付けて、おしゃれ(予定)なトイレ用ミラーを作ります。コンパクトなサイズで、壁掛けにするつもりです。
木材や鏡など、基本的な材料は100円均一(セリア・ダイソー)で購入したものを使います。
やってみて上手くいったことや掴んだコツなどは紹介するつもりです。ただ、初心者の挑戦記録なので作り方などは参考にならないかもしれません。
ノコギリなどの工具はあまり使い慣れていないので、初心者がバタバタしている様子を楽しんで貰えたらと思います。
おしゃれというのは「予定」です。
用意したもの
ダイソーで入手した鏡です。
・スリムスタンドミラー(小)
壁にかけても使えます!!
鏡を使ったDIYは2回目です。以前はセリアの商品を使ったので、今回はダイソーの商品を買ってみました。パッケージが違うだけで、本体の作り自体は似ています。あまり差異は感じません。
【100均DIY】木製フレーム付き「鏡」を作って玄関の棚に飾ります!【セリア】
セリアのバニティミラーと木材を使って、玄関の棚に置く鏡を作ります。さり気なく飾られているような、小さくて可愛いものを作る予定です。
セリアのべニア板です。これを土台にして、それぞれのパーツをボンドで貼り付けます。
ただ、買ってから失敗したなと思う問題もありまして。
上が真っすぐな木材。下がベニヤ板です。かなり反っています。
山積みに陳列されていた板を、あまり確認もせずに取ったのがいけませんでした。調べてみると安い木材には当たり外れが存在する様なので、要チェックですね。
中央部分では隙間が5mm以上空いているので、パーツがしっかり張り付くか不安です。カットして使うので、上手く誤魔化したいです。
フレームの部分になるセリアの木材です。
・木製角材 45×3.8×0.7cm(2本セット)
棚作りで失敗した時の余りものなので、色が付いている状態です。使い道もなくスペースを取って邪魔だったので今回有効活用してみます。
木工用ボンドで強度が出せずに棚が崩壊した模様は、こちらの記事で紹介しています。よかったら覗いてみて下さいね。
セリアで使いやすそうな木材を見つけたので、棚を作ってみようと思います。
木材は上から新しい色を塗ります。使うのはターナーのミルクペイントという水性塗料です。
今まではスノーホワイト一色しか持っていませんでしたが、塗りやすくて発色も可愛いので、最近新しい色を買い足しました。
・スノーホワイト
・トリトンブルー
・ピスタチオグリーン
他の塗料を使ったことがないので比較はできませんが、ミルクペイントは簡単に塗装が楽しめるので、初心者の方にもオススメだと思います。
カラーチャートや実例も載っているので、気になった方はミルクペイントの公式サイトをチェックしてみて下さいね。
商品の特徴なんかも紹介されていますよ。
「5つのポイント」
・森永乳業のミルク原料を使用した天然由来ペイント
・アメッリカントラッドの色調を忠実に再現
・各メディウムも全て水生で安心
・クリーミーな質感で、伸びがよく塗りやすい
・マットな仕上がりで、乾燥後は耐水性に
木枠を張り付ける木工用ボンド。赤と黄色のカラーが馴染み深いです。
鏡を張り付ける強力瞬間接着剤。ボンドでも固定出来そうですが、念のため用意しました。100円均一の商品です。
壁掛け用の金具「三角吊金具(古色仕上げ)」。ドライバー1本で簡単に装着できるので重宝しています。ただ、木材によっては中々ネジが回らずイラっとくることも。
作業開始
スリムスタンドミラーを分解して、鏡本体を取り出します。マイナスドライバーを使って角の方をカリカリしていくと隙間ができるので、ペンチを差し込んで引っこ抜きます。
前回の鏡DIYで苦戦したポイントですが、2回目なので「すんなり終わらせてしまいます。」
割れました。
鏡が割れるって気分がいいものじゃないですね。自分のせいですが、不吉ともいいますし。
とりあえず、やる気がなくなったので暫く放置します。
(3日ぐらい経過)
割れたまま使うのは危険なので、廃棄して新しいものを用意します。
ダイソーは距離があるので、近場のセリアで買い直してきました。ちなみに、前回使った鏡と同じです。
・バニティミラー
壁掛け・スタンドミラーとして(ヘアセット、メイクアップに。)
また割ってしまうと嫌なので、分解する手順をグーグルで調べました。
「ハサミを入れると簡単に綺麗に剥がせます」
言われてみると、気づきます。周りのビニールは柔らかい素材で出来ているので、ハサミで切ればよかったんだ。早速試してみます。
カットしたら簡単に外すことが出来ました。ハサミはやりにくかったので、カッターを使いましたよ。キズも付いていませんし、この方法なら失敗もなさそうです。
外した鏡の側面は「なめらかに加工されているわけではない」ので、取り扱いには注意しておかないと危なそうです。
鏡の工程は終わったので、次のコーナーに移ります。
木枠に必要な長さを調べるために、一度完成形の形に並べました。写真ではわかりにくいのですが、鉛筆で印をつけています。
ベニヤ板を切っていきます。セリアの木製角材しかカットした事がなかったので、長い距離(?)を切るのは初めてです。
とりあえず、15cmほど切り進んだ時点で、目印の鉛筆ラインからはズレています(笑)
元の鉛筆ラインに戻そうとアレコレ試してみましたが、うまくいきませんでした。軌道修正しようと力を加えると歪んでしまいます。
まぁ、土台として使う部分ですし、正面からは見えないので良しとします。それにしてもノコギリでの切断は、普段使わない筋肉を動かすせいか腕が痛くなります。
続いてフレームに使う木材を切っていきます。
こちらの木材は簡単に切る事ができます。切断面はボロボロになりますが・・・。
切り方が下手というのもありますが、ノコギリが合っていないんですかね。売り場に並んでいた中でも、刃の大きなタイプを選んだのがよくなかったのか。
「木材の長さや厚みによって刃は使い分ける」
なんて書いてあるDIYブログもありましたし、今度、刃の小さいタイプを買ってみようと思います。セリアにホビー鋸というコンパクトなサイズの物も売っていたので、それでもよさそうです。
紙やすりである程度は滑らかにできますが、横の部分まで木がめくれてしまうと修正が難しいですもんね。
切り分けた木材は、サイズぴったりでした。
こうやって見ると、フレームの色は白のままでも可愛く仕上がりそうです。ただ、塗料も出してしまったし、今回は「おしゃれ」を目指しているので、洒落た感じに色塗りをしていきます。
深みのある青色、トリトンブルーです。
初めの頃は専用のカップに塗料を移してから使っていましたが、最近は刷毛をそのまま突っ込んで使っています。
新しく買ったノートは、最初の数ページだけ丁寧に書く。
みたいな感じです。一応、公式サイト(ミルクペイント)の実例ムービーでも、塗料に直接刷毛を入れていたので、正しい使い方なんだと思います。
白に近い緑色、ピスタチオグリーンです。持っている塗料の中では、このカラーがお気に入りです。乾くとマットな感じになって、優しい色合いになるんですよ。
最後に紙やすりを使って「使い古された感」を出すつもりなので、塗り方は刷毛跡やムラが残るくらいザックリとした感じです。
ミルクペイントは混ぜて新しいカラーを作ることも出来ます。青2:緑3:白5ぐらいの割合で、淡い青色を作りました。
自分だけのオリジナルといったら大袈裟ですが、カラーをミックスして「可愛い色ができた」なんていうのも楽しいです。
同じメーカー・ブランド(材料)の商品なら混ぜ合わせても問題がないようなので、別の機会に色々チャレンジしてみたいです。
※個人的に調べてみた事なので挑戦する場合は、自分の塗料が混ぜ合わせ可能か調べてみて下さいね。
塗り終わりました。強い印象のトリトンブルーは控えめに使いました。手前の木材(白)と組み合わせて、一片のフレームになります。
乾くまで30分ほど放置してから、次の工程に移ります。
紙やすりで塗装を剥がして、使い古された感を出します。シャビー加工です。
「シャビー加工です。」
なんてカッコつけて言っていますが、ここ最近で覚えたテクニックです(笑)
アンティーク加工・エイジング加工・ヴィンテージ加工など、古く見せる技術は色々あるみたいですが、細かな違いがわかっていません。
ブログを書くにあたって正しい言葉の使い方をしたいので、今度調べて勉強しておきます。
自然な環境でも色が落ちやすい部分(角・側面)を重点的に剥がしています。表面の塗料を落とすと、元々塗ってあった白の塗料が薄っすら浮き上がるので、雰囲気が出ているかと思います。
紙やすりは目の粗いタイプ、細かいタイプの2種類を使用しています。なんとなくの感覚でやっているので、使い分けるコツやポイントは特にありません。
使用する木材の加工が終わりました。厚塗りしてしまった部分は、中々塗装が剥がせず苦労しました。全体的に薄塗りを意識していましたが、まだまだ練習が必要みたいです。
木工用のボンドを使って、ベニヤ板に張り付けていきます。棚作りの時に強度が出せず失敗したことがあるので、丁寧に進めていきます。
セリアで使いやすそうな木材を見つけたので、棚を作ってみようと思います。
こんな手順を踏みました。
・接着させる部分を水拭きして、ゴミやホコリを取り除く。
・木工ボンドを薄く平らにムラなく塗る。
・木材同士をすり合わせて、ボンドを均一に伸ばす。はみ出した液を奇麗に拭き取る。
・圧着(余分なボンドが出るまで、力を入れて押し込む)する。
乾くまでの半日間は、重石代わりに本とセロテープを乗せて放置します。
ただ、均一に力を与えられていないのが気になる。手前の部分は若干浮き上がっていますし。
という事で使えそうなものはないかと探した結果。
ありました。無印良品で買ったサイドテーブルです。重さがあるので固定するのにピッタリ。
鏡が割れたりしないかな、という若干の不安はありますが、このまま乾燥まで放っておきます。
おしゃれな感じに仕上がりました。
フレームの接続部分に隙間が空いてたり、斜めに張り付いている木材もありますが、それもシャビー加工とマッチして「味」になっていると思います。
配色も違和感なくまとまっています。統一感があって良い感じです。
手間をかけて手作りした物なので、愛着が湧いています。なので、採点基準はかなり甘めです(笑)
トイレに飾る壁掛け用に改造するため、最後に金具を取り付けます。工具の紹介コーナーでも書きましたが、ドライバー1本あれば簡単に装着できるので便利です。
ネジが上手く嵌らずイライラはしましたが(笑)
さいごに
「鏡が割れてしまい新しく買い直す」などのトラブルもあり、製作期間は延びてしまいましたが、納得のいく仕上がりになってよかったです。気に入っています。
今までキッチンカウンターや玄関のリメイクばかりで、トイレは手付かずの状態でしたが、この鏡に合わせてインテリアも考えていこうと思います。
【セリアDIY】100均の木箱を使ってキッチンカウンターに棚を作る【初心者の挑戦】
100円均一セリアの木箱(ウッディスクエアBOX)を使って、物足りなかったキッチンカウンターに棚を作ります。ラッカースプレーでの塗装にも挑戦してみるつもりです。
また新しいものを作ったらブログで紹介しますね。よかったら遊びに来てください。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。