試験管をDIYします。ゼリーキャンドルを液体に見立てて、カラフルなインテリアに改造します。木枠の部分には水性塗料で色塗りをする予定です。
改造する試験官は100円均一ダイソーで買ったものです。学校の授業で使っていた実験器具(インテリア用ですが)まで売っているんですね。驚きました。
いつも通り初心者の挑戦となるので、やり方やコツなど役立つアドバイスは出来ないかもしれません。制作過程を読み物として楽しんで貰えたら嬉しいです。
懐かしい気持ちに浸りながら、リメイクを始めていきましょう。
用意したもの
ダイソーで見つけて飛びつきました。懐かしい実験器具です。作りはしっかりしていますが、インテリア用の商品なので、本来の使い方はできないと思います。
・ウッドインテリア試験管(Wooden Interior Test Tube Rack)
試験管はガラスで出来ています。木枠の下部には窪みがあるので、試験官がグラついたりすることはなく、しっかり固定されます。
108円なのによく出来ていると感心してしまいます。リメイクして一輪挿しに使ったり、LEDライトを使って光らせたり、自由度が高い商品なので別の機会にリピート買いするつもりです。
キャンドル作りに使う材料です。ゼリーキャンドルという商品名ですが、ジェルキャンドルと呼ぶ人が多いみたいです。キャンドルゼリーと呼ぶ人もいました。
メーカーや商品特徴で違いがあるのか、好きな呼称を使っているのか、調べたけどいまいちわかりませんでした。
今回はロウソクの芯を立てずに、試験管の中の液体に見立てて使います。透明感もあるので本物そっくりになる「予定」です。
・ゼリーキャンドル(グリーン・イエロー)
試験管が3本あるので「3色揃えればよかった」と帰ってからちょっと後悔。組み合わせて乗り切ります。
試験管の中にゼリーキャンドルと共に沈めます。ラメとネイルパーツ。ネイルサロンらしさを雑貨に取り入れてみます。
光が当たってキラキラ輝いてくれればいいのですが、初挑戦なのでどうなるかはわかりません。
木枠に使う塗料はいつも使っているターナーのミルクペイントです。塗りやすくて発色も可愛いので気に入っています。
・ピスタチオグリーン
使う色は白に近い緑色で、優しい感じがするカラーです。ゼリーキャンドルとの色合いがどうなるかはわからないので、若干不安ではあります。
ホワイトの塗料を使えば無難に仕上がりそうですが、攻めた感じで作ってみたいので、冒険心を持って緑色を使ってみます。
作業開始
ゼリーキャンドルを溶かすには、湯せんをするか、耐熱容器に入れてホットプレートで温める必要があります。
両方とも出来る環境ではないので、お風呂の桶と紙コップを使って対応します。60度あればゼリーキャンドルを溶かす事が出来るので「たぶん」これでも大丈夫です。
紙コップにお湯を注いで、ゼリーキャンドルの容器ごと投入します。温まるまで待つ必要があるので、この時間を使って試験管の中を飾ります。
黄色のラメを入れました。底の方に沢山溜まってしまうと「液体感がなくなるかな」と思って、少量にしています。試験管の中に万遍なくラメが広がって、どの角度から見てもキラキラするのが理想です。
ビーズも少しだけ入れました。手作りのピアス用に使っているものなので、真ん中に穴があいているタイプです。透明感があるのでわかりにくいですね。3つ入っていますよ。
この間(1分ぐらい)にゼリーキャンドルが液状したので流し込んでみます。
まだ溶け切っていないみたいです。容器越しに見ると十分そうだったんですよね。試験管の口にベタっと張り付いて、汚れてしまいました。
ティッシュを使って拭き取ってみたけど、薄い膜が広がるような感じで中々綺麗になりません。チャレンジする方は、注ぐ容器に付着しないよう注意してくださいね。
温め直してもう一度やってみます。
今度は上手くいきました。しっかり溶かすと水の様なサラサラした液体に変わります。透明感のある透き通った青色。キレイですね。
ビーズが思ったほど目立たないので使うのを辞めて、ラメとゼリーキャンドルを交互に入れていきます。
ゼリーキャンドルを少し入れる→ラメ投入→ゼリーキャンドルを少し入れる→ラメ投入
という手順で進めていきます。
1本目が完成しました。所々ラメが塊になっている部分もありますが、光にかざすと綺麗にキラキラ光るので理想通りの仕上がり(?)です。
液体は試験管の半分までにする予定でしたが、目一杯入れてしまいました。注ぎ込んだゼリーキャンドルが膜のように張り付いて、ガラスが汚れているように見えたので、上の方まで注いで隠してしまいました。
試験管は全て同じ手順で仕上げるので、2本目と3本目の写真はスキップしてしまいます。
ゼリーキャンドルを少し入れる→ラメ投入
これのループ作業をするだけです。
試験管部分の完成です。青いゼリーが足りなくなってしまったので、真ん中のやつは黄色いゼリーと組み合わせました。「半々」にすれば見た目ももよくなり、バランスも保てたはずですが、若干の失敗部分です。
最後に作った右側の試験管はうまくできました。ラメも均等に配置できています。あまり目立たないけど、ネイルパーツも入れていますよ。このクオリティで全部作れたらよかったんですけどね。
ラメについてちょっとコツを掴んだので紹介してみます。
ゼリーキャンドルがサラサラの状態でラメを投入すると、底部分まで落下して塊になってしまいます。
ラメを投入するのは、試験管に注いだ液体を少し冷まして、トロっとした状態に変化させてからがオススメです。
この状態であれば、投入したラメがゆっくり沈んでいくので、いい具合に分散します。
ラメが好みの配置になったところで、試験管を水で冷やして固めます。
こんな感じの手順でうまくいきました。
木枠をペイントする間は、ゼリーキャンドルが早く固まるように氷で冷やしておきます。熱いガラスを急激に冷やすと割れてしまうこともあるので、事前に少し冷ましておきました。
色塗りです。使い古されたアンティーク調が好きなので、ムラや刷毛跡が残ってもお構いなしにざっくり塗っていきます。ミルクペイントのいい所は、こんな感じで雑に塗っても可愛く仕上がる所だと思います。
これ以外の水性塗料を使ったことがないので比較はできませんが、初心者の方でも扱いやすい塗料だと思います。有名DIYブロガーさんもオススメしていましたよ。
乾燥まで2時間ほど放置してから、試験官と組み合わせてみましょう。
この写真で伝わりますか?
「塗料の厚みなのか、試験官が刺さらなくなりました」
薄めに塗ったつもりでしたが、こんなトラブルもあるんですね。大きな問題ではないので、紙やすりを使ってサクっと解決します。
丸い穴を削って拡張します。3往復ぐらいのヤスリがけで試験官が刺さるようになりました。
そして完成したものがこちらです。
木枠に緑色を使ったので、ゼリーキャンドルの色が目立たなくなっていますが、光をあてるとラメがキラキラ輝くので個人的にはいい感じに仕上がったと思います。
失敗した部分も所々あるので、大成功とはいきませんでしたが気に入っています。
玄関の棚に飾ってみる
玄関を開けた時にちょうど太陽の光が差し込むスペースに配置しました。試験官がキラキラ光って綺麗です。
ちなみに、試験管の隣に置いてある鏡は、セリアの商品を使ってリメイクしたものです。こちらの記事で紹介しているので、よかったら覗いてみて下さいね。
【100均DIY】木製フレーム付き「鏡」を作って玄関の棚に飾ります!【セリア】
セリアのバニティミラーと木材を使って、玄関の棚に置く鏡を作ります。さり気なく飾られているような、小さくて可愛いものを作る予定です。
さいごに
試験管を使って作りたい物を他にも思いついたので、近いうちに挑戦してみようと思います。サイズも小さくて扱い易いですし、値段も108円と手頃なので嬉しいです。
新しくリメイクやDIYをしたら、またブログで紹介するので、よかったら遊びに来てくださいね。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。