ベージュのカラーを使ったネイルは肌馴染みがよく、落ち着いた女性らしい印象に仕上がります。ベージュとは本来、染めていない毛織物(羊毛)を「ベージュ」といったそうで、色の名前の「ベージュ」とは、その織物の色を指す言葉として生まれた色名だったみたいです。
今回は「ベージュを使ったワンカラーネイルデザイン」の紹介です。ぜひ、楽しんで行ってくださいね。
ベージュとピンクにホワイトのクロスラインネイル
落ち着いたカラーがお好きなお客様です。「今回はこんな感じがよい」と参考画像をお持ち下さいました。柔らかいピンクのワンカラーとベージュのワンカラーに、ホワイトのラインとゴールドのラインをクロスさせたデザインです。
左右で色の並びが同じシンメトリーの配置で、ベージュの指にアートをいれました。ゴールド系の丸スタッズとブリオンパーツを、中央から少しずらして配置しています。これは「爪の真ん中より少し片方に寄るように配置したい」というお客様のご要望です。
オフィスネイルにもばっちりなネイルに仕上がりました!
オーダーメニュー
ワンカラー(ピンク)+色追加(ベージュ)+チェックアート+ストーン、スタッズ
グレージュよりのベージュに星ラメネイル
前回のネイルでは濃いカラーをつけていたので、抑え目なネイルにしたい。ポイントで片手2本にホワイトとキラキラをつけたい、とご相談を頂きました。
ベースカラーには、肌馴染みのよい「グレージュに近いベージュ」をオススメしました。サンプルボードの中にあった「星のホログラムを使ったデザイン」を気に入って下さり、1本のアートはそれに決定です。
もう1本は「星のホログラムに合わせて、天の川のようにしてほしい」とオーダーを頂きました。これは、流れるようにラメを塗布してから、スワロフスキークリアストーンをランダムに配置して再現してみましたよ。
星空をイメージした2本のアートがキラリと光るネイルに仕上がりました!
オーダーメニュー
ワンカラー(ベージュ)+色追加(ミルクホワイト)+ラメ(ゴールド、シルバー)+ストーン
ベージュにゴールドラメライン
定額コースのネイルデザインです。ベースカラーをベージュに変更しています。写真ではわかりにくいかもしれませんが、ゴールドのラインは「色味の違う2色のゴールド」を使用していますよ。
落ち着いた大人のネイルに仕上がりました!
オーダーメニュー
2016.3月定額コース(ベージュ)
さいごに
今までの記事でも「色」についてのお話をしてきました。人間は、色の情報を目から脳に伝達するルートだけでなく、皮膚からも「色の光」を認識して、色の情報を体内に伝えているのだそうです。
紫外線で肌が日焼けをするのも、肌が可視光線を感じとっているからだそうです。目からの色の情報を遮断した状況下で行われた実験では、目から感じる「色」とは無関係に、皮膚の下の筋肉が色によって緊張と弛緩を行うことがわかったそうです。筋肉が最も弛緩したリラックス状態にさせる色は、ベージュとパステルカラーなのだそうですよ。
こういった話も面白いですよね。これからも少しずつ紹介していこうと思います。それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。